タオル 豆知識

タオルの素材と織り方はさまざまです。
その特徴を知って、日々の暮らしにお役立て下さい。

タオルの用語

パイルイメージ

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パイル

一般的に、タオルの多くはパイルでつくられています。
ループ状の糸が密に織り込まれることによって、弾力性や吸収性を生み出しています。

ガーゼイメージ

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ガーゼ

薄くて軽く通気性と吸水性に優れ、乾きやすいのが特徴です。使うほどに肌になじみ、デリケートな肌の方や
赤ちゃんにも安心の柔らかくふんわり感を出せるやさしい素材です。

ジャカードイメージ

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ジャカード

ジャガードとは、イギリスからきた織機のパーツの名称で、それが織り方の技術名で使われるようになりました。タオルを織る前に先染めされた何色かの糸を使って、凸凹などをつけながら複雑な模様を織りあげていきます。プリントタオルより素材の持つ質感と高級感があり、同時に裏と表のデザインを楽しむことが出来る上質のタオルを生み出します。

無撚糸イメージ

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無撚糸(むねんし)

普通の糸は、繊維を束ねて捩じることで一本の糸をつくりますが、無撚糸はその撚りがない糸のことです。紡
績された糸に水溶性の糸(ビニロン、ソルブロン等)を巻きつけ、縫製します。その後、織りあがった生地を糊
抜きすることで、水溶性の糸がなくなりワタのような糸に変化します。このため、無撚糸タオルは、糸に空気の
すきまが多くでき、ふんわりとやわらかな、ボリューム感が生まれます。肌触りもやさしく、吸水性、保温性にも
優れています。

ワッフルイメージ

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ワッフル

デコボコとした織り目がお菓子のワッフルに似ていることからこう呼ばれています。独自の風合いがある一味違うタオルです。別名蜂巣織りとも言われ、その特徴的な織りの組織の機能が、毛細管現象を起こし、吸水性高めています。さらに、さらっとした肌触りと、乾きやすさをもった、タオルの中のタオルです。

シャーリングイメージ

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シャーリング

パイルの糸のループ部分を均一にカットする技術のことです。ビロードのような肌触りを生み、なおかつタオルデザインを鮮明にすることから、主にプリントされたタオルに多くこの仕上げ技術が使われています。

タオルのサイズ

タオルのサイズ

ワイドバスタオル:80x150㎝~100x200㎝

ビーチタオルやタオルケット代わりなど、敷いたり掛けたり多目的に使える大きなサイズのタオルです。

バスタオル:60x120㎝~70x140㎝

湯上げタオルとも呼ばれ、お風呂上りに体を拭くのに最適なサイズです。

スモールバスタオル:50x100㎝

子供や女性におすすめのサイズです。スポーツジムや小旅行などにかさばらず便利です。

フェイスタオル: 33x75㎝~40x80㎝

洗顔後に顔を拭いたり、ハンガーに掛けて手を拭いたりするのに最適なサイズです。

ゲストタオル:33x33㎝~35x40㎝

来客用や外出時の携帯用としても使いやすい、多目的なタオルです。

タオルチーフ:20x20㎝~30x30㎝

たっぷりとした吸水性が特徴の、タオル地のハンカチ。ポケットにすっぽりと納まるサイズが特徴です。

タオルマフラー:20x120㎝~34x150㎝

保温性と吸水性を兼ね備え、手軽に洗える便利なマフラーです。スポーツやアウトドアにぴったりのアイテムです。

スポーツタオル:35x100㎝~40x130㎝

フェイスタオルよりも長いため、肩にかけてもずれ落ちにくく、汗をたっぷり吸収するスポーツ時に使いやすいタオルです。

ベビーバスタオル:90x90㎝

赤ちゃんを包み込むのに最適な正方形のタオルです。おくるみやオムツ替えにも便利なサイズです。

タオルの正しいお手入れ法

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使ったら放置しないですぐに洗う

洗濯ものから発生する不快な臭いは、洗濯で落としきれなかった汚れが原因で、なかなか消すことが出来ません。それを防ぐには、(タオルを)使用後放置せず、速やかに洗うことで汚れを残さないことです。

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洗濯は水多め、すすぎの回数も多めに

選択の様子

水多め、すすぎの回数も多めで洗濯すると、汚れ落ちがよくなり、部屋干ししても臭いが出にくくなります。毛羽の脱落も考えられるので、たっぷりの水で、タオルがよく動くようにして洗いましょう。

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脱水は絞りすぎず適度に、放置にも注意

脱水は絞りすぎないことが、ポイントです。強すぎると、タオルのパイルがつぶれて柔らかさが失われる恐れがあります。さらに脱水後放置すると、圧縮されたままの状態で表面が乾いてしまい、元に戻りにくくなります。柔らかいタオルほど圧力に弱く、乾きも速いので、洗濯が終わったらすぐに取出し、よくほぐしてから干しましょう。

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柔軟剤はタオルが硬く感じられるようになってから使うのが効果的

柔軟剤は、使い込んで硬くなったタオルを柔らかにするのに効果的ですが、繊維自体を柔らかくするのではなく、表面を柔らかく整えるものなので、新しい製品に使用すると、逆に水を吸いにくくなったり、繊維が抜けやすくなったりする恐れがあります。柔軟剤は、タオルを使い込んでから使用する方が効果的です。タオルの香りつけは、製油が配合されているアロマスプレーがおすすめです。

乾燥方法あれこれ

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干す前にタオルをよくほぐす

縫製加工イメージ

パイルのほぐし方は、タオルを広げるか二つ折りにして、少し強めに10~20回程度、パンパンと振るのが効果的です。この準備で、パイルの通気性がよくなるので乾きも早く、同時に干しあがった時、洗濯前に近い風合いとボリューム感が得られます。軽い運動のつもりでお試しください。

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日陰で干す
乾燥機の使用も効果的

降った直後にパイルが立つ

タオルを干す際には、出来るだけ直射日光を避け、風通しの良いところで干すことをお勧めします。太陽光線には殺菌力がある反面、パイルがつぶれたまま乾いて、硬くなってしまったり色があせたりすることがあるからです。またタオルを干して、ふんわり感をもたせるにはタンプル式乾燥機を使うことも良い方法です。

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ドラム式洗濯機の上手な使い方

ドラム式洗濯機使用の場合は、乾燥機能を使うとふんわり仕上がり、タオルの風合いは劇的に変化します。タオルに限っては乾燥まで行うことをおすすめします。乾燥機能が付いていない場合は、ウールやシルクなどのデリケートな衣類が洗えるコースを選び、水量を最大に設定すること、パイルがつぶれて硬くなるのを防ぐことができます。

タオルの保管方法

収納の工夫でふんわり長持ち

タオルのふんわり感はパイルの間に含んだ空気で生まれていますから、たくさん積み重ねるとつぶされて台無しになる恐れがあります。タオルの収納には、丸めるかたたむかしたものを、圧力ががかからないように、あまりたくさん積み重ねないようにすれば、いつまでもふんわり感が保てます。同時に、タオルは湿気を吸うので風通しの良いところで保管するのも大切です。

縫製加工イメージ